大学時代(1978〜1982)
PC-1211(Sharp)

大学に入学した頃、大学生協のポスターで、シャープが小さなプログラム電卓(外見は弁当箱のよう)を発売したと知り、とても欲しかったことを覚えています。
詳細は、覚えていませんが、表示はブルーの冷極管(?)、記憶装置は、細長い磁気カードでした。これなら、高校で養った力がそのまま活用できると思ったものですが、何せ、高かった(残念ながら値段は覚えていません)のであきらめました。

PC-1211
プログラム言語 BASIC
Max. 1424step
表示:24桁液晶(5x7DOT)
水銀電池(MR44)x4、約300時間
外形寸法:175(W)x70(D)x15(H)mm, 170g
しかし、大学二回生の時に転機はおとずれました。授業で野外活動があるんですが、これが短期集中講座で夏休みに数泊の合宿があったんですね。この時に、たまたま同室になった人が、シャープのPC-1210(Max.400step)を持ってきていたんです。いわゆる、ポケコンです。これが何と、この小ささにもかかわらず、BASICが使えたという際物だったのです。

PC-1211 Set
プリンタ&カセットインターフェースと
ドッキングさせたところです。
2002/09/09 現時点、完動します。
拡大図
これで、カルチャーショックを受けましたね。当時、BASIC何てものは聞いたことがなく、初めて目にして、何と、[PRINT "HELLO!"] で、画面に英語が出るなんて、『もう、すごい』の一言でした。これで、もう欲しくて欲しくて矢も立てられなく、購入してしまいました。

CE-121 + Case
ACアダプタやカセット接続ケーブルなどと
ケースに収めているところです。
買ったのは、シャープPC-1211でした。ついでにプリンタもつけてもらいました。プリンタは、インクリボン方式のドットインパクトで、カセットインターフェース付き(?BPS)でした。

CE-121 + CASEET
カセット接続ケーブルを接続したところ
灰:load, 赤:save, 黒:remote
画面は、一行ですので、ゲームは難しかったのですが、そこはそれ。作る人はいろいろと作るんですね。

Printer Up
プリンタ部拡大図
図のようなインクリボンカセットで印字
ゲームを作る上で困ったことは、
乱数関数は無いので、乱数サブルーチンで乱数を作る。しかし、種がないので、いつも同じ数字から同じ順番に発生してしまう。で、乱数の種は、最初に手入力するというわけです。

プログラムはいろいろ作りましたね。
ゲームは、
ぐらいです。

-終-