今日は、ファラデーラボ主催の「ウミホタル観察会」に参加してきた。
場所は、牛窓で、講師は甲南大学の道之前允直先生である。

海ホタルをつかまえるための容器
海ホタルの採り方は非常に簡単で、蓋に穴をあけたプラスチック容器の中に、アジなどの魚の切り身を入れて、海底に沈めるだけである。ここの海底は泥砂ということである。情報によると、須磨のヨットハーバーでも採れると聞いている。
10分ほど、沈めておくだけで、大量のウミホタルが容器の中に集まってきていた。すごいの一言。

ウミホタルが台船に落ち、光っている
そして、ゆっくり引き上げたときに中の海水がこぼれ、その中にウミホタルがいたので、台船の上が青く神秘的に光った。ウミホタルは、刺激を受けると発光物質であるルシフェリンを体外に放出しながら、酵素のルシフェラーゼと海中の酸素と反応して発光するとのことである。
集めたウミホタルを大きな容器に移し替え、みんなで観察した。ゆっくりとアミを動かすと、ウミホタルが刺激をうけて発光物質を放出する。それが水の流れにのり、とても神秘的な雰囲気を醸し出している。

ウミホタルを入れた容器の中をゆっくりかき回すと幻想的に光る
家に帰ってから、ゆっくりとマクロレンズとマイクロスコープで撮影したものが下図である。

ウミホタル
- 光っている様子
おもしろい!
なんで光るのだろうと思っていたが、こんな原理があったんだ。
小さい頃に見たときは、光ってすごいと思っただけだけど…