フレッツ・光プレミアム 開通



右から、《宅内VDSL》《CTU》《ひかり電話用VoIPアダプタ》
2005/12/03に、予定通り、フレッツ・光プレミアムが開通しました。
最初に、申し込みをしてから、1年以上が経過していました。マンションですから、なかなか道のりは長かったです。
光電話用VoIPアダプタのみは工事数日前に宅配便で届きました。その時に、三台の機器を置くので、3つのコンセントが必要であると書かれていました。
ところが、すべて、ACアダプタであるから、普通のテーブルタップでは、お互いに干渉してしまう。この辺のことも注記してあるべきですね。
12/03には、NTTの工事施工者が、VDSL, CTU を持参でやってきました。
宅内での工事は、接続・マンションロビーに設置されたVDSLへの回線接続・通信とひかり電話の接続確認で終了。
時間的には、1時間程度で済みました。
しかし、それからコンピュータの設定で苦労しました。
終了したのは、夜中の12時を過ぎていました。


1.メインマシンのケーブルをルーターからはずし、直接CTUへとつなぐ。
2.工事終了時にいただいたCDから設定ツールをインストール。
3.ここで、設定マニュアル通りに進めるも、インターネット接続の設定開始で、次に進まず、頓挫。
4.ここで事前に調べていた、ワクチンソフトNOD32がインストールされていると、うまくいかないとの情報を思いだし、アンインストールして、再起動。
(ソフトの終了だけでは、だめで、アンインストールして再起動が不可欠)
5.やっとこさ、CTU設定にたどりつき、『インターネット接続情報の入力』『セキュリティ対策ツールのインストール』を行う。(とりあえず、メインマシンでは、NOD32はあきらめ、無料のセキュリティ対策ツールを使うことにした。CTU設定画面にアクセスできないのでは困るので仕方なく。)
このCTU画面は、インターネット経由でNTTに接続し、ブラウザ上で操作するというとんでもない仕様のものです。普通は、設定した機器そのものにアクセスしてブラウザ上で設定するというタイプしか知らなかったので、ここでびっくりです。おそらく、【設定反映】というボタンをクリックすることで、目の前のCTUにデータが送られてきて設定するんでしょう。
6.CTUの設定をしているときに、そんなことになるとは知らずに、ブラウザの『戻る』ボタンをクリックした。そうすると、CTU設定画面が怒るんです。 『警告:ページの有効期限切れ』と。ここで、[X]を押し、ブラウザを終了して、再度、ログインしようとすると、今度は、『複数同時にはログインできません』などとのたまわってログインすることができません。
7.ここでいろいろとしていると、再度ログインできたので、CTUの設定を終了し、設定の反映を終わらせ、接続状況を見ると、[接続]のマークがついています。でも、フレッツにサイトにも、速度測定サイトにも、もちろんインターネットにもまったくつながりません。しかも、またまた、先ほどの2重ログインの罠の原因がわかっていなかったので、再度、【戻る】ボタンをクリックして、罠にはまりました。
8.ここで、NTTサポートセンターの登場です。画面を目の前にして、フリーダイヤルにかけまして、「フレッツにもインターネットにも接続できないんだけど・・・」と話をしている合間も、右手はブラウザの操作をしいると、「すみません。つながっちゃいました!!!!」。「2重ログインとなって怒るんですけど・・・」「あれれ、こちらも大丈夫になりました。」
結局、電話をしただけで、解決方法も聞く間もなく解決してしまいました。
せっかく、電話をしましたので、2重ログインのことについて聞いてみました。

「2重ログイン」の罠については、まず、

・ブラウザの【戻る】ボタンは使用しない。画面上の【戻る】ボタンを使う。

・使ってしまってエラー画面が出てしまった場合は、あわてずさわがず、数回禁断の【戻る】ボタンを押して、ログイン画面まで戻って、再度ログインし直す。

・不幸にも2重ログインの罠にはまった場合は、5分程度寝て待つ。

9.とりあえず、ここでメインマシンのみは接続できることはわかりました。次は、複数台のコンピュータや家電をインターネットに接続できるようにしなければなりません。そのためには、夏に買ったばかりのブロードバンドルーターをスイッチングハブ化しなければなりません。
10.ルーター(CG-BARPROG)の説明書が手元になく探すのも面倒だったので、ウェブ上のメーカーサイトでpdf説明書を読みました。(最近、このようなメーカーが増えており、とても便利に使っています。)
さらに、メーカーサイトとNTTのCTUのpdf説明書でルーターのスイッチングハブ化の方法を参考にしながら、
・DHCPサーバーを切る。
・ルーターのIPアドレスを、192.168.24.*** と変更し、いつでもルーターの設定画面にアクセスできるようにしておく。
(ブラウザで、アドレスに、192.168.24.*** と打ち込むと、ルーターの設定画面が出る)
・【保存】
すれば完了です。
接続の注意点は、CTUからのケーブルは、LAN端子に接続し、WAN端子には接続しないということ。
以上で、DHCPサーバーによって自動割り当てされる機器については、インターネットへの接続は可能となった。
11.次は、自宅サーバーの外部への公開である。
まず、回線の変更により、@niftyの固定IPアドレスサービスが切れて、動的割り当てになり、IPアドレスが変更されているので、http://www.dyndns.com/で、とりあえず、次回の固定IPアドレスに登録できるまで、Static DNS に現在の割り当てIPアドレスを登録する。
12.自宅サーバーのIPアドレスを、192.168.24.250(例)などのように固定IPアドレスにする。
コマンドプロンプトで、[ipconfig /all]とコマンド入力し[Enter]キーを押して、MACアドレスを調べて控える。
13.CTUの設定で、『DHCPサーバー機能設定(LAN側固定IP払い出し)』『静的アドレス変換設定(ポート指定)』を変更する。
払い出しIPアドレスやMACアドレスは、[12]で設定したり、調べた数値を入力する。
14.おなじく、CTUの設定で、『ファイアウォール設定』で新しいルールで設定する。
15.最後に、【設定反映】ででCTUの設定を終了する。
16.しかし、自宅サーバーへの接続は不可能だった。
ウェブサイトを検索してみると、CTUは、LAN内のアドレスには接続できないのが仕様ということです。
仕方なく、ノートパソコンから、PHSを利用してダイヤルアップして接続すると、自宅サーバーが見えることがやっと確認できました。
でも、これでは不便なので、ウェブ上で情報を探すと、
%SystemRoot%system32driversetchosts
のテキストファイルの最終行に次の一行を加えると、見ることができるということだ。
192.168.24.250   yoriki.homeip.net
# [自宅サーバーのローカルアドレス] [ドメイン名]
これで、うまくいった。

カテゴリー: コンピュータ パーマリンク

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